当店のきっかけは、3人の現役エステティシャン(セラピスト)によるメンズアロマエステを開業するには?...との発想が始まりでした。
男性に対してトータルリラクゼーションとは何か?アロマトリートメントを通じて、それをいかにお届けできるかが課題でした。
ただのアロマエステでは、インパクトが弱い...もう少し踏み込んだ、男性へのトータルリラクゼーションは??? そのような模索を繰り返しているうちに、一人のセラピストがさまざまな文献の中で『回春』マッサージを見つけ、アロマエステとその『回春』をコラボさせた、施術内容はどうか?と提案しました。
ただ、『回春』マッサージは鼠径部も刺激するため、風俗とならないか?との自問のなか、彼女たちがたどり着いた結論は...
『鼠径部の刺激もあるため、法律上は風俗となるが、他の風俗は女性が脱いだり触られたりして役務を提供するもの...でも、私たちの風俗は、脱がず・触れずでトリートメントで役務を提供しょう...』でした。
このような経緯で、2004年に開業したのが『イマジン東京』です。発想は、もともと、女性利用の一般エステ店をいかに?メンズ版として提供するかでした。
# 風俗エステのジャンル
今では考えられませんが、開業当時は、出張派遣型といえばデリバリーヘルスの全盛期で、私たちのような「エステ」ジャンルの認知度は皆無でした。当然ながら、営業広告、募集広告とも風俗関連で「エステ」店として出稿するところはなく、営業面で広告を出せば、「当店はヘルスのような脱ぎ行為、触る行為はありません!受け身でトリートメント(マッサージ)サービスを堪能していただきます。」からの説明でした。
勿論、募集広告も出稿するところもなく、当時は比較的簡易だったSEO対策で上位を維持し、そこからの営業、募集等の問合せを積み重ねてきました。
風俗業界で当店のような営業スタイルがあると聞きつけ、全国から覆面視察が来ていたことを思い出します。
その後、都内を中心とした風俗エステ店の出店が始まり、店舗数が多くなることでようやく風俗エステの呼び名が定着するようになりました。
今でこそ、ジャンルが確立されおり、認知度もありますがこの「風俗エステ(コアな呼び名は回春エステ)」の広めたのも当店と言っても過言ではありません。
脱ぎなし、触りなし、オプションなし!アロマトリートメントでのメンズエステ。確かにこれだけを聞くと「風俗ではなくても...」と思われるかもしれません。
先ほども申しました通り、アロマトリートメントとそれに付随した「回春マッサージ」でのトータルリラクセーションがイマジン流トリートメントサービスとなります。
開業前、弁護士とも協議しましたが、回春トリートメントの際「鼠径部の刺激による誤爆(意図しない射精)」が行なわれた場合、性的好奇心を提供するお店として解釈される恐れがあり、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」に抵触する可能性があるとの指摘を受けました。
この「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」は、簡単に言えば、異性(ここでは、男性)に性的好奇心をそそるサービスの提供で、接客時の姿(キャミソール類なども含む)や密着サービスや鼠径部へのハンドサービスなど性的好奇心を提供するお店は、都道府県公安委員会への届出義務を要する法律です。
また、現在の新規出店のお店は、箱と呼ばれる接客ルームでの性的好奇心をそそるサービスの提供は禁止されており、デリバリー形式のお店が法律を遵守して営業しています。
当店では、服装やサービスにおける施術では全く問題が無いのですが、先ほども述べた通り、回春トリートメントがあるため、届出義務を行い合法的な営業をしています。
"脱がない、触られない"のにどうして、風俗店なの...?の答えは...
"法律を遵守し、健全な営業"をしているからです。
この届出義務の履行により風俗店のジャンルとなり、現在に至っています。
# 回春マッサージ
男性機能の衰えは、早い人で20代後半、一般的には30代からといわれています。その衰えた機能を高めるため、精力増強のツボを刺激しながら男性機能を回復させる施術のことを言います。特に鼠径部や男性器周辺などを刺激して心地よい射精に導きます。当店では、アロマトリートメントで高まった刺激の最後にハンドサービスにて射精のお手伝いをいたします。男性的には、この回春マッサージもあることにより、一般のエステサロンより心地好いということで需要があります。
# 風俗営業等の法律
1998年5月の改正により出張マッサージなど無店舗型の営業や、インターネットでのアダルトビデオ送信営業が届出対象となりました。これにより、グレーゾーンだった出張型の性風俗業種が解禁されます。また、2005年からは、営業禁止区域内(ほとんどの地域)にある受付所は、摘発対象となり現在では新規での受付所の新設はできません(当店では、改正前からの既得権として受付所があります)。当店は、届出義務を行い合法的な営業をしていますので安心です。
当店は、二つの業種の特徴を具える特殊なお店です。
一つは風俗業界でのエステ業種、もう一つは非風俗と自称するメンズエステ業種(ここでは、あえて非風俗と自称すると書かせていただきます。以降、メンズエステと称します。)。
どちらの要素も備えたハイブリッドが当店です。(どちらの業種とも当店の開業後に現れました。)
着衣・オプションなしは、メンズエステ寄りであり、合法的な営業体制は、風俗エステ寄りと言えます。
ただ、着衣と言えどもメンズエステの定番ともいえるキャミソールやタンクトップではなく、当店では、一般エステサロンが使用する施術服です。
風俗エステ業種は、公安員会に届け出を提出し法的に成り立つ業種ですが、近年乱立しているメンズエステは、マンションや店舗内の一室を接客ルームとして使用し無届営業です(一応、風俗店ではないと謳っていますので届出義務はありません)。
その中には、服装やサービスも過激で、接客が風俗エステ以上(ともするとヘルスと同等かそれ以上)の店舗もあります。
表向き抜きがないと謳っていますので、届出義務のない店舗となっておりますが、実情は、服装、密着度、裏オプでの抜きといった性的好奇心を提供する風俗型メンズエステ店も実在します(これは、明らかに違法営業となり、摘発対象です)。
1999年5月以降は、接客ルームを有する営業は規制されており、住宅街・商業地域でのマンションの一室を接客ルームとして営業することはできません。
最近では、都心のマンションで営業しているメンズエステの摘発が盛んとなり、一部、メディアでも取り上げられています。
また、マンションの一室での営業ですので、近隣住民や管理組合とのトラブルも堪えません。最終的にそこで、働く女性も多大なリスクを被ります。
当店は、合法的な接客ルームをもたない派遣出張型メンズエステです。
2006年5月以前に開業していますので受付店舗は、既得権として有しています。
このように合法的且つ業界でも希少な女性に優しいサービスが、当店で働くみなさまの安心と安全の起源でもあります。
この安心と安全の継続性、そして、時代に即した創造力こそが、皆さまの働きやすい環境を整える起源となり、当店のモットーでもある『セラピストファースト』につながります。
私たちは、安心と安全の代償として風俗業種の"いばらの冠"を付けました。ただ、私たちの原点は、風俗店の発想ではなく『女性による健全店の発想』です。
業界の異端児と揶揄される当店は、ある意味、皆さまの為のお店であり、『セラピストファースト』を地で行くお店でもあります。
少し、堅苦しいお話になりましたが、当店に興味をもたれた方は、是非、お問い合わせくださいませ。必ず、お力になれると思います。
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